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すべて個人の感想です

19.06.09 GOATBED / Less than all in one/two 発売記念公開インタビュー

・レスザン発売おめでとうございました🌸の2部制トークショー
私は2部だけの参加だったけど、1部でall in oneの全曲解説、2部でall in twoの全曲解説、っていう構成だったらしい

・会場は渋谷LOFT9。どこやねんって思ったらclub asiaの横、ユーロスペース(映画館)と同じ建物でしたね
ロフトプラスワンみたいな感じを想定してたけどあっちよりおしゃれ感あった、あと席のゆとりがちゃんとあった…プラスワン狭いよね…
ステージには長机とマイクが3つ

・開演時間になり、雄次さん→秀仁さん→インタビュアーさん(2部では名乗らなかったけど土田さんだったらしい?)の順で登場。
ゆるゆるっと挨拶して1曲目から順に解説でした。以下覚えてるとこのみ。


●Disc1
2. NEUROMANCER
・秀:「ニューロマンサー」って言う曲を作りたかった。ニューロマンサー(小説)好きすぎて表紙が違うやつとかたくさん持ってる。
でも読み返すのはすごいしんどいからなかなか読もうって気にならない。(SFだから)風景を想像しながら読まないといけなくてすごい疲れる。

4. TOKYO SATELLITE
・秀:トムキャットのタフボーイですよ。北斗の拳です
(*北斗の拳のOPになったタフボーイという曲に入ってる「ヘイ!ヘイ!」の声がトウキョウサテライトの元ネタらしい)
あと今回のリミックスではユニコーンを入れましたね
土:ユニコーンはだいぶ分かりやすかったですね

・ここで元ネタであるユニコーンのヒステリー・ミステリーのyoutubeをみんなで見る。笑
間奏の「ヒステリー!」「ミステリー!」のとこだった 確かにヒステリーなんて言ってたっけ?と思ったよ

5. GINMETARHYTHM
・秀:俺的にはそうでもないんですけどこまちゃんが「すっっごいかっこいい、ギンメタリズムほんとかっこいい」って言うんですよね。今日呼べばよかったですね

  6. SYNTHSPIANS
・土:リフが印象的ですけどリフありきで作った曲なんですか?
秀:いや、そういうわけでは
土:そうなんですか。その割には執拗に繰り返してますけど…笑
秀:(笑)ね、なんであれなんでしょうね。デレレレデレッテ(ダミ声)ですよ。しかも当時バンド編成だったから、ギター、シンセ、コーラスが同じリフでユニゾンっていう。特に思い入れがあったわけではないです。

・石井さんリフ茶化して歌う時ほぼダミ声になるよね 笑

7. CIRCUITE WOLF
・土:サーキットの狼(漫画)ですか?
秀:いや、そっちに寄せたかったわけではなく…笑
ウルフってかっこいいなっていう。

8. ANARCHICK MAGIC
・秀:もともと全然違う曲だったんですよ。初期のアルバムに入ってて。
で、all in oneの方に入ってるバレーストロークっていう曲にアナーキックマジックのメロディ乗せて新しい曲として出したんですけど、
去年バレーストロークが復活しちゃったから(@ 12月の白金ライブ)わけわかんない感じになりましたね…

9. 13RATIO
・秀:いい歌詞ですよね。心に響くとかじゃなくて、この頃にしては訳わかんないこと言ってない、話の筋が通ってるってことですよ。
これはその時の状況を歌ってた曲ですね。
土:カリガリでもそういう曲なかったですか?研次郎さんと共作した…
\飛燕騒曲/
土:あ、そうそう。
秀:あれはちょっと違いますよ、曲作りながらこの後歌詞書くの嫌だなってなって今やってることを歌っちゃえっていうやつですよ(*飛燕騒曲は曲作りの手法を説明した歌)
そうじゃなくて、好きだったものでも曲聞かなくなってライブにも来なくなって、そうすると思い出が美化されていくでしょ。そういうことを歌詞にしてるんです。

  10. UREI DAY BY DAY
・秀:Wireですね。
土:1部にもWireが元ネタの曲ありましたよね?
秀:Wireを元ネタにしていた時期があったんですよ。その時作った数曲のうちの一つです。
コードが変わらないのにボーカルのメロディががんがん変わっていくっていうのを作りたくて。

●Disc2
1. 輝ける樹木鮮やかな色彩
・秀:これは昔やってたバンドの曲で。俺は音源持ってないんだけど青さんがたくさん持ってて…
でも改めて聞いたら結構かっこよかったし、19そこらでやってたバンドの音が、今のゴートベッドのスタンスに似てたんですよ。当時はバンドだったけど、打ち込みに置き換えたらそのままいけるなと思って。

・土:タイトルも特徴的ですよね。今はこんなタイトルつけないじゃないですか
秀:…そうでもないですよ?選択肢にないってことではないです。選ばれないだけで。
ライブハウスって曲順表貼ってるじゃないですか。けっこう(対バン相手に)見られるんですよ。そこでdeathとか書いてるとバカにされるんですよ。笑
「俺はこんな言葉も知ってるぞ」って思わせたかったんじゃないですかね。

  2. 時こそ今だ
・秀:(中原)中也さんからですね。

  3. TEMP
・秀:これも昔のバンドの頃に作って、それからgoatbedにも引き継いでやってた曲なんですけど。
当時周りのやる気ないやつらが嫌いで。「もう飽きたわ」とかいうやつがよくいたんですよ。でも19かそこらなんて、音楽やってるのも5、6年でしょ?大して音楽やってないやつがそういうこと言うのが嫌いで。
「あーそうですか。俺はこんな簡単なツーコードでこんだけ曲作れます”けど?”」って思って作った曲です。
土:曲は全然憤ってないですけどね笑
秀:そうですね笑

  4. ANGER
土:これも全然怒ってないですね。
秀:いや、これはケネスアンガー(映画監督)のアンガーなんです。仮タイトルでつけてたんですけどそのままタイトルになってしまって。
インスピレーションを受けたと言うか、受けに行ったんですけど。

  6. TWO TONE KILLER
・秀:ゴートベッドの曲の中で歌詞も曲も最高なんですよ。な?
雄:横浜銀蝿でしょ
秀:そう。あけみみみみたいなことですよ(*しりとりロックンロール/横浜銀蠅
これは歌詞が降りてきた時に天才かと思いましたよ。詩先だったらそうでもないですけど、曲先っていうのがすごいんですよ。メロディがもう決まってるのに、色名言ったら全部はまっちゃったんだもん。
♪ブラックオーレンジ…おぉ?
♪レッードグリーン お?いけんなぁ。
で、ツートンキラー♪ですよ。

・あとボウイのマテリアル(?)とモトリークルーのライブワイヤーが元ネタって言ってたかな

  7. YOUNG VANING
・秀:これはビ○ターから出てたから歌詞ですごい迷惑かけましたね。
他意はないんですけどチャイニーズスティンキーって書いちゃって…
そしたらbomber than foreverのところも、bomber?戦争の歌?みたいになっちゃって。ボウイのLonger than foreverからなんですけどね。
だからまずいところをカットしたり、リピートしたりしてなんとかしました。
本当は若者が燃えている、みたいな歌なんですよ、バーニングじゃなくてバニングにしたからわかりにくいけど。

10. VOGUEMAN
・秀:ダッシャガラガーンですよね。当時ゴートベッドの曲の中でも浮いてるって言われてたんですけど、それもそのはずで、楽曲提供のコンペに出した曲なんですよね。他のコンペの参加者が○球さんとかなんですよ。んじゃやってみるかと思って。
お題は「ポップなやつ」で。まあ、当然卓○さんになりましたけど。


・みたいな感じで1時間半。最後は品川の告知してさらっと終了。
元ネタとか裏話好きだから楽しかった!ボリュームたくさんだった〜
石井さんの色んな考えや聞いてきた音楽をちょっとずつ寄せ集めたり、こね回したりしてできたアルバムなんだなって思った

・スツール座りっぱは腰とお尻にきたけどw 背もたれある席にすればよかったな
次回あったらまた参加したい!おもしろかった〜☺️🎉